【基礎から学べる】ローソク足の見方と代表的なパターン11種類を詳しく解説

candlestick 暗号資産を始める
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株や暗号資産の取引で、必ず出てくる 棒グラフのようなチャート。

値段の上下くらいは理解できるけど、内容までは良くわからない・・・という方も多いと思います。

実際、私も全く意味がわかりませんでした。
「毎月1万円の定額投資だから、知らなくてもいいや」とも考えてましたし・・・

でも、大切なお金!

最低限のことを理解し、少しでも良いタイミングで購入したくないですか?

ローソク足って複雑そうだけど、どう見ればいいの?

と思ってる方へ、私が実際に勉強したことをふまえ、図や例を使って詳しく説明していきます。

本記事の内容
  • ローソク足3つの見方
  • ローソク足の代表的なパターン11種類
  • 移動平均線との関係性
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私は月1万円を つみたてNISAで運用し、+82,506円(+26.61%)を得ることができました。(31ヶ月目)
コツコツ購入のドルコスト平均法は、おすすめの投資方法です。

本記事の執筆者

issan5

ローソク足の見方が分かれば、投資のヒントとなります。

パズルのように投資が面白くなってきますので、一つ一つ理解していきましょう!

※ 暗号資産を買うには口座開設が必要です!

もし、まだお済みじゃない方は、

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を見ながら開設してみてくださいね。

  • 始値と終値、高値と安値が一目で分かる
  • 陽線は暗号資産の上昇、陰線は下落を表す
  • 移動平均線を組み合わせることで精度が高まる

ローソク足とは

ローソク足とは、暗号資産の値動き(始値終値高値安値)をローソクの形で表したものです。

4つの値によって様々な形の足があり、そこには投資家の心理も表されています。

ローソク足は大きく分けて陽線陰線の2パターン。
始値よりも終値の方が高い場合を陽線、始値よりも終値の方が低い場合を陰線と呼びます。

また、上下に記入された線は上ひげ下ひげと呼ばれ、高値と安値を表しています。

ローソク足は、期間を選べることもでき、呼名も違うことが特徴的です。

  • 日足(ひあし)
    1日の取引内容を表すもの
  • 週足(しゅうあし)
    1週間の取引内容を表すもの
  • 月足(つきあし)
    1ヶ月の取引内容を表すもの
  • 年足(ねんあし)
    1年間の取引内容を表すもの

ローソク足3つの見方

ローソク足の見方は大きく分けて3つになります。

正しくデータを読み取ることで、今の相場環境となった経緯が見えてきます。

陽線と陰線

陽線とは、始値に比べて終値が高かった場合に表示される線のことです。
(一般的に緑、他には赤や白で表示します。)

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陰線とは、始値に比べて終値が安かった場合に表示される線のことです。
(一般的に赤、他には緑や黒で表示します。)

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取引所によって、黄色や青色の場合もありますので、注意してくださいね。

四本値

四本値とは、ある一定期間の始値、終値、高値、安値の4つの価格です。
1本のローソク足から4つの価格を読み取ることができます。

Candlestick1
  • 始値(はじめね)
    最初に取引された価格
  • 終値(おわりね)
    最後に取引された価格
  • 高値(たかね)
    最も高く取引された価格
  • 安値(やすね)
    最も安く取引された価格

ヒゲ

ヒゲとは、ローソク足の実体の上下から伸びている細い線のことです。
上方向に伸びているものを「上ヒゲ」、下方向に伸びているものを「下ヒゲ」と呼びます。

Candlestick4

ヒゲの長さはさまざまです。
実体より長くなることもあれば、ヒゲがないこともあります。

具体的にいくつか例を挙げて見ていきましょう。

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例1:「ヒゲ」がない
ヒゲのないローソク足(四角の枠のみ)の場合、陽線は上昇が続き、陰線は下降が続くと予測されます。

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例2:「ヒゲ」が長い
「上ヒゲ」が長く伸びていることから、一時的に上昇したものの、上値は抑えられ、始値と終値でみれば小幅上昇に終わった、ということがわかります。

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例3:「ヒゲ」が短い
「ヒゲ」が短く、「実体」も小さいため、動きの少ない、方向性が出しづらい相場だったことがわかります。

少しですが、暗号資産の値動きが見えてきたと思います。
続いて代表的なパターンを見ていきましょう!

ローソク足の代表的なパターン11種類

数多くローソク足はありますが、代表的なパターンは以下の11種類となります。

1.大陽線(だいようせん)

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大陽線とは、始値から終値まで、ほぼ一方方向に大きく上昇しているするローソク足のことです。

買いの意欲が非常に高いことを表しています。

2.大陰線(だいいんせん)

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大陰線とは、始値から終値まで、ほぼ一方通行で大きく下落した陰線のローソク足のことです。

売りの意欲が非常に高いことを表しています。

3.小陽線(しょうようせん)

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小陽線とは、始値から終値にかけて、少し上昇したことを表すローソク足のことです。

小陽線が出現すると、判断が難しいとして見送る姿勢が強くなります

4.小陰線(しょういんせん)

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小陰線とは、始値から終値にかけて、少し下落したローソク足のことです。

ヒゲの長さや、出現する位置により、その後の相場の分析が変わります

5.上影陽線(うわかげようせん)

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大きい上ヒゲのある陽線を表しており、高値が終値よりもかなり高いことがわかるローソク足です。

一般的に、上影陽線が出現したら売りのサインといわれています。

6.上影陰線(うわかげいんせん)

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大きい上ヒゲのある陰線を表しており、高値が始値よりもかなり高いことがわかるローソク足です。

上げ相場で出現すると、下落への転換になりやすいといわれます。

7.下影陽線(したかげようせん)

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大きい下ヒゲのある陽線を表しており、始値から大きく値を下げたものの、最終的には終値が上回ったローソク足です。

高値圏に出ると「売り」、安値圏に出ると「買い」といわれます。

8.下影陰線(したかげいんせん)

Candlestick15

大きい下ヒゲのある陰線を表しており、始値から大きく値を下げて、最終的には始値を下回ったローソク足です。

高値圏に出ると「売り」、安値圏に出ると「買い」といわれます。

9.塔婆(とうば)

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始値と終値と安値が同じで、高値があった場合にできるローソク足です。

上昇から下落に転じる可能性があるといわれます。

10.トンボ(とんぼ)

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始値と終値と高値が同じで、安値があった場合にできるローソク足です。

下落から上昇に転じる可能性があるといわれます。

11.十字線(じゅうじせん)

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始値と終値が同一で、その値段を挟んで高値と安値が存在するローソク足です。

高値圏で現れた場合は「下落のサイン」、安値圏で現れた場合は「反騰のサイン」といわれます。

移動平均線との関係性

移動平均線とは、設定した時間足における一定期間の価格から平均値を計算し、折れ線グラフで表したものです。

ローソク足が移動平均線の上にあるときは上昇トレンド、ローソク足が移動平均線の下にあるときは下降トレンドがあり、移動平均線の傾きの大きさがトレンドの大きさに対応しているといわれます。

ローソク足と組み合わせれば、取引の精度を高められますよ。

移動平均線の計算式は以下のようになります。

5日移動平均線の場合、4日前から当日まで5日間の終値を合計して5で割ったものが、平均値となります。
この平均値を1日ずつ計算して、グラフでつないだものが、5日移動平均線です。

25日移動平均線の場合は、間近25日間の終値を足して25で割った数値となります。

Candlestick19

〈 計算例 〉
210+220+210+205+200=1,045
1,045÷5=209

平均値は209です。

移動平均線とローソク足を比較したり、期間の異なる移動平均線(短期線や長期線)を比較して、価格の上昇傾向や下降傾向を判断することができます。

短期は5日間、中期は25日間、長期は70日間が一般的です。

移動平均線と暗号資産価格

暗号資産価格と移動平均線が大きく乖離している場合や離れていく場合は、「値段が大きく動き過ぎている」と判断できます。

そのため、移動平均線と価格はいずれ収束するものとして、値段が移動平均線よりも大きく上回っているときは売り、下回っているときは買いと考えられます。

また、価格が上昇に転じると、短期線・中期線・長期線の順で、移動平均線も上昇に向かいます。

こういった、期間の異なる移動平均線の特性から売買タイミングを判断する指標として、「ゴールデンクロス(上昇傾向)」と「デッドクロス(下降傾向)」があります。

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〈ゴールデンクロス〉
短期線が中・長期線を下から上に突き抜けたときを指します。

相場が上昇に転じるサイン(買いのシグナル)としていわれます。

Candlestick21

〈デッドクロス〉
短期線が中・長期線を上から下に突き抜けたときを指します。

相場が下落に転じるサイン(売りのシグナル)としていわれます。

失敗を減らそう

毎月定額投資であっても、少しでも内容を知っているのと、全く知らないのでは成功率が変わってきます。

勘だけに頼るのではなく、チャートの分析や情報収集を行うことが重要です。

現在、日本の円の価値が約50年ぶりの水準に低下しています。
2022年4月28日現在は130円ですから、2022年1月からは15円、そして2021年1月からは27円も安くなってますね…

実質実効為替レート(特定の2通貨間の為替レートをみているだけでは捉えられない、相対的な通貨の実力を測るための総合的な指標)においても、円の実需が減少したことが伺えます。

Explanation-of-the-Effective-Exchange-Rate
出典:日本銀行より 実質実効為替レート指数

金融庁の報告書では、「老後30年間で約2,000万円が不足する」と受け取れる試算もありました。

早期に対策を始めることが重要。

この先、5〜10年で間違いなく暗号資産業界は活発になっていきます。
ただ、期待しすぎてもだめだし、悲観しすぎてもだめです。

呼吸をするように自然に積立投資ができていれば問題ありません。
一緒にコツコツ暗号資産(仮想通貨)運用に取り組んでいきましょう!!


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取引される際には、内容を十分に理解し、ご自身の判断で行うようにしてください。

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